法政大学
グローバル教養学部
政治経済 入試傾向と対策ポイント

概要（出題範囲、出題量、出題・回答形式）

政治・経済・国際の各分野から、幅広く出題されています。

大問4題で、全問マークシート方式による選択問題です。正誤法や計算法など、単純な選択問題だけではありません。

出題内容

政治分野では、特に民主政治の基本原理や基本的人権の保障が出題されている。経済分野では戦後の日本経済や労働問題などが、よく出題されています。経済分野では国民所得や金融政策、比較生産費説など、経済理論に関する知識を問う問題も出題されているので対策が必要です。時事問題と関連させた出題も多く、特に1990年代以降の日本及び国際社会における政治・経済に関する問題が出題されています。

対策

一部には、詳細な知識を問う難問もありますが、まずは、教科書学習をしっかりと行いましょう。教科書は本文を読むだけではなく、グラフや表、図版・脚注までしっかりと理解をしてください。教科書学習の際は、必ず資料集を活用し足りない部分を補充していきましょう。できれば新書レベルの教養書を読んでおくと応用問題への対策に有効です。

正誤問題などには、正確な知識がないと解答できないような問題がありますので、基本事項を確実に押さえるように心がけてください。教科書学習が進んだら、問題集に取り組んで、自分はどの分野を、どれくらい理解できているか確認するようにしましょう。問題集は解説が詳しく書かれている物を使用することをお勧めします。加えて、間違った問題の復習も徹底的に行いましょう。

時事問題は、教科書・資料集レベル以上の知識を問う難問が出題されます。時事的な問題に対する知識や関心の度合いが重要なポイントになりますので、日頃から新聞やニュースで情報を収集するように心がけましょう。「日経新聞」を定期購読し、特に政治・経済・国際面を読み込んでおくことをお勧めします。余力があれば、重要と思われる記事の切り抜きをしたり、メモを取るようにしてください。加えて重要事項については、「現代用語の基礎知識」などの辞典類を用意して、詳しく調べるようにしましょう。

法政大学は同じような傾向の問題が例年繰り返し出題されますので、過去問演習は早めに取り組むようにしましょう。民主主義の基本原理の問題、基本的人権、金融問題、労働問題など、例年出題される問題の傾向が、把握できます。繰り返し演習することで、しっかりと出題傾向をつかむように心がけてください。