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慶應義塾大学
文学部
日本史 入試傾向と対策ポイント

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日本史対策

このページでは、慶應義塾大学 文学部の日本史入試問題の「傾向と対策ポイント」を解説しています。
慶應義塾大学の文学部を目指す方には日本史入試の合格のヒントがきっとありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

出題傾向

試験時間60分、大問数5題(2題が選択、3題が記述・論述)

解答数50問~60問

2017年度はマーク30問・記述25問・論述総字数200字(100字以内が2題)でした。

設問は空欄補充と一行問題

選択式の空欄補充では語群に解答がなく0と解答する問題がある

政治史が約半分を占める

政治(50%)・外交(23%)・文化(16%)・社会経済(11%)

江戸・明治が多い

奈良・平安の出題率も比較的高い

江戸(22%)・明治(13%)・室町(11%)・奈良(11%)

史料問題は必出で初見の場合もある

慶應関係者に関する出題がある

慶應義塾卒業の小林一二三について問われたり、福沢諭吉の墓所に関する出題が見られます。

対策

論述問題以外は、比較的易しい設問が多い

  • 古代・近世・近代に難問が多く、分野では政治・文化に多い
  • 大半は教科書レベルの標準的な問題
  • 基本事項を歴史の流れの中で理解する

論述問題は教科書の内容をまとめると解答になる場合が多い

じっくり教科書を読み、理解することが大切となる

『詳説日本史史料集』(山川出版社)掲載の史料も出題される

  • 基本的な頻出史料を中心に学習する
  • 初見対策としては史料の読解力をつける

論述問題を見据えて、時間配分に注意する

大問1・2が、空所補充の選択問題になっています。大問4・5の論述問題で大きな差がつく問題構成となっているため、大問1・2はスピーディに解いていきたいところです。正確な知識が身についていれば、選択肢の中から的確な用語をすぐに選べるはずです。

正確な知識を身につけるためには、まず教科書を一通り読んで基礎知識を習得することです。教科書本文だけでなく、欄外の注釈や写真・図版・年表・史料およびその説明にも目を通すようにしてください。また、用語名だけを覚えるのではなく、用語の意味・背景・関連用語(時代)などもしっかり押さえることが重要です。

用語の理解を深めるために、用語集(山川出版社『日本史B用語集』)を併用するのもおすすめです。教科書の説明だけでは足りないものもあるので、用語の意味がとらえにくいものがあれば、必ず用語集で調べるようにしてください。

教科書とは違った視点で出題されることもあるので、多角的に理解しておくことが必要になります。教科書の丸暗記では対応できないので、人物の相互関係、事件の因果関係など、きちんと歴史の流れを押さえて理解するようにしましょう。

実際に手で書いて、漢字の書き取りミスを防ぐ

大問3の空所補充は、記号選択ではなく、記述になります。用語を漢字で書く必要があります。漢字が書けずに失点するのはもったいないので、用語を覚えるときは、実際に手で書いて覚えることが大切です。正確にスピーディに書けるよう、練習しておいて下さい。

史料対策は必須

史料問題の占める割合は多いので、しっかりとした対策が必要です。頻出の文化史については、文学部なのだから大学進学後にも役立つと考えて学習するべきです。頻出・重要史料の対策として、史料集を一冊、しっかり読みこなすようにしてください。山川出版社の『詳説日本史史料集』がお薦めです。史料中の語句の意味、史料の背景、関連事項まで覚えて下さい

また、史料が穴埋め問題で出題されることもあります。頻出・重要史料に関しては、穴埋めで出されても問題ないように、史料本文自体を暗記するようにしましょう。とくに史料文中の重要用語や年代には注意してください。

さらに、史料は見慣れないものも出題されます。初見の史料でも読みこなせるように対策しておくことが必要です。ただ、史料読解力を習得するために特別な学習をするというよりは、『詳説日本史史料集』をきちんとやり込むことが大切です。この一冊を全て読み下せるようにしておけば、大抵の初見の史料には対応できます。

また、初見の史料を読みこなすには、時代背景の知識を持っていることも必要になります。歴史の流れの中で、法令や文学作品などを押さえておいて下さい。

論述問題が合否を分ける

史料の読解を必要とする論述問題は近年定着しつつあり、過去問に取り組んで慣れておく必要があります。論述問題では、80~140字程度のものが出題されます。普段から練習しておかないと、適切な解答を作るのは難しいと言えます。実際に書いてみなければ、論述問題は書けるようになりません。まずは、間違っても良いので書いてみる練習をして下さい。最初は用語集や教科書をひきながらでも構わないので、論述問題に挑戦しましょう

解答例のような立派なものを必ずしも書く必要はありません。自分なりの言葉でまとめることが大切です。キーワード、キーとなる内容を含め、簡潔にまとめることを意識しましょう。慣れてきたら、自分が持っている知識だけでまとめる練習をして下さい。過去問や、論述問題集を使って演習を重ねて下さい。

作成した解答は、必ず身近な先生に添削してもらうようにしましょう。論述問題は解答が一つに決まるものではありません。どこが悪いのか、内容的に何が不足していたのか、どこが余分だったのか、などをプロの目でチェックしてもらうことが大切です

比較的易しい設問が多いのが慶應文学部の特徴

慶應文学部の日本史は、標準的な内容で基本をしっかり押さえている受験生にとっては、簡単とも思える内容です。高得点が予想されるので、ケアレスミスでの失点はないようにして下さい。大問1~3は、ほぼ満点を取るつもりで取り組みましょう

後半の史料をどれだけ読みこなせるか、論述問題でどれだけ得点できるかで差がつきます。教科書・用語集などを使って基本知識を習得した後は、史料問題、論述問題の対策に力を入れるようにしましょう。過去問などに取り組むのと同時に、時間配分など、あらかじめ戦略をたてておくことが重要でしょう。

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