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私大受験のプロが語る偏差値40からの合格戦略、英語勉強法 松崎勝美 合格実績校:早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、成城大学、東京女子大学

「文法=英語の勉強」ではありません

英語の勉強の仕方が分からない、いくら勉強しても点数が伸びない、文法が理解できない、単語が覚えられないという大学受験生は多いのではないでしょうか?
英語は大学受験を目指す上で、合格のカギを握る重要な教科です。

そこで、このページでは、受験英語のプロフェッショナルである松崎講師に、私立大文系を目指していて英語受験を考えている受験生向けに、お話していただきました。
新しい英語の勉強法、入試突破の秘訣、つまずきやすい分野の攻略法など、通常では聞くことができない専門家ならではの方法を語ってもらっています。
また、実際の家庭教師の指導がどんな風に行われているかも、垣間見ることができます。

英語の成績が安定しない、解き方が分からないという文系の受験生にとって、ヒントになる内容が沢山ありますので、ぜひお読み頂ければと思います。

苦手分野を受験生個別に分析し、その打開策を徹底指導。短期で合格圏内獲得を実現。

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「文法」と「単語」の勉強だけでは伸びない

メガスタディ

受験生が、英語でよくつまずきやすいパターンってありますか?

松崎講師

「基礎をしっかりしていない」。
これ一つに限ります。

土台がしっかりしていないと家は建ちませんよね。
英語も同じです。

英語を家に例えると、学校が一生懸命教えている「文法」は柱。
「単語」が屋根みたいなものです。

高校生は「文法」と「単語」を一生懸命やる傾向にありますが、
どちらも土台の部分ではないんです。
だから、そればかりやっていても、
英語はできるようにはならないんですよ。

メガスタディ

意外ですね。
となると、英語の土台というのは、何でしょう?

松崎講師

土台は、英語の「構造」になります。

メガスタディ

構造と言うと、文型ですか?
SVОとか、SVОCとか。

松崎講師

そうです。
名詞、形容詞、副詞、品詞にはそれぞれ役割がありますよね。
英語は語順を重視する言語なので、品詞の入る場所は決まっています。
よく語句整序問題がありますが、品詞の役目さえわかっていれば、
自ずとどう並べるかは決まってくるわけです。
たとえ、単語の意味や文法が分からなくても、
構造が理解出来ていれば並べられます。

メガスタディ

なるほど。

松崎講師

ですが、品詞をおろそかにしてしまうと、英語が伸びません。
「文法=英語の勉強」のような風潮がありますが、そうではない。
英語は構造が一番大事なんですよ。

メガスタディ

でも、構造の勉強って、学生の頃、
あまり一生懸命やった記憶がないですね、私は。

松崎講師

実際、そういう人が多いですよ。
でも、それじゃだんだん頭打ちになります。
とくに高校生になると、一文が長くなってくるでしょう。
「句」と「節」が一文の中に入ってきますから、
塊で文章をとらえられないと訳せなくなってきます。

メガスタディ

塊ですか。

松崎講師

そうです。
意味の塊でとっていけば、結局すべての文は、
五文型の形におさまるんですよね。

メガスタディ

そうなんですか。

松崎講師

英語は、勉強をやっている割に伸びない子というのが多いです。
そういう子はやはりこの英語の土台の部分が出来ていない。
でも、構造さえ分かれば、英語は伸ばせます。
土台が出来ていれば、後は「単語の意味を知らない」とか、
そういうレベルの話になりますから。
後は、ただ覚えれば良いだけのことです。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真1

問題集を次々変えるのはNG

メガスタディ

なるほど。よく分かりました。
それでは、次に、英語を苦手にしてしまっている場合、
何か克服法があったら…

松崎講師

苦手科目ほど、範囲を広げずに一冊の学習書を繰り返し徹底的に学習する。
これが大切ですね。
勉強する間口を広げてはいけません。
良さそうな問題集を一冊決めて、それだけをやる。
10~20回やり込んでマスターする。

ただ、完璧は目指さないでください(笑)
それを目指すと精神的にもきつくなります。
克服のポイントは、8割を目指すことです。
そうすれば、たとえ苦手科目でも、6割は取れるようになります。

メガスタディ

満点を取ろうとしなくて良いんですね?

松崎講師

もちろん(笑)
苦手科目で満点を取ろうと勉強するのって結構つらいと思いますよ(笑)

メガスタディ

確かに(笑)
完璧を目指さず、一冊の問題集をやり込むのが一番ということですね。
ただ、苦手な科目なだけに、
「あっちの問題集の方がいいかも」「こっちの問題集の方が良かったかも」
と、目移りしてしまいますよね。

松崎講師

そうですね。
苦手だと、「短期完成」とか「10日でマスター」とか、
よくそういう言葉に惹かれちゃうんです。
それで、次々に問題集を買ってしまいがち。
でも、やりかけで終わるってすごく勿体ないんですよ。
そういうやり方だと、結局断片的な知識しか残らない。
断片的な知識は役に立たないんです。

だから、問題集を次から次に変えるのはNG。
それよりも一冊をきちんと最初から最後までやりきること。
そうすれば、体系的な知識が身につきますから。
何冊も問題集をやりかけるよりも、ずっと効果は高いですよ。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真2

コレをやれば、英語は短期で大幅に伸びる

メガスタディ

では、次に英語を得点源にする方法なんてありますか?

松崎講師

重要な例文を徹底的に暗記することですね。
ほとんどの英文は、重要な例文の変形ですから。
重要例文さえ押さえておけば、大抵のものは読めるし、書けます。

メガスタディ

そうですね。私もそれは経験あります。
教科書の文、全部覚えた記憶が(笑)

松崎講師

中学の基礎の例文は徹底的に暗記して欲しいですね。
徹底的に暗記、というのは、考えて出てくるレベルではダメです。
瞬間的に、何も考えなくても出てくるレベルのことです。

僕らは、「百読主義」っていうんですけどね。

メガスタディ

百読主義?

松崎講師

ええ、1つの文を100回唱えるということです。
結局、中学英文が基礎の基礎ですから。
基本例文を頭に叩き込むことが大事です。
「英語が出来ない」という人は、
中学からやり直して暗唱するのが最も近道です。

メガスタディ

中学からって勇気がいりますね(笑)

松崎講師

そうかも知れません(笑)
でも、大事なことですよ。
英語が苦手になるのは、英語が使えないことが原因です。

外国人と話して、自分の英語が通じたら、どうですか?
多分、喜びを感じると思います。
だから、英語が使えれば、自然と苦手とは感じなくなるんですよ。
最初は少し大変かも知れないですが、暗唱は絶対やった方が良い。

とにかく、英語の成績に直結しなくても、まずはしゃべれることが大事なんです。
しゃべれれば、そのうち伸びます。本人にも自信がつきますからね。

メガスタディ

分かりました。
ただ、暗唱と言っても、さまざまにやり方はあると思いますが、
具体的なやり方はありますか?

松崎講師

1日10題覚えることを薦めています。
中学3年間の教科書は、大体、400題くらいあるので、
1日10題覚えれば夏休みの間に終わります。
少しずつの積み重ねです。

この勉強で、ビリから2番だった私も、中位になりましたよ。

メガスタディ

夏休みの勉強だけで、ですか?

松崎講師

ええ。やはり「文法」よりも英語の「構造」を学ぶことが先です。
日本人も、日本語を話すのに、文法を先にやってきたわけじゃないでしょう?
文法なんか学ばなくても読めるんです。
100文くらい、英語を覚えさせるだけでも自信になりますよ。

メガスタディ

実際の家庭教師の指導でも、暗唱は実践されているんですか?

松崎講師

もちろんです。
家庭教師の役割は、学校で教えてくれないことを教えてあげることです。
自分で土台を身につけるのはきつい。
だから、僕らが生徒の足りていない土台を見つけて補ってあげないと。

メガスタディ

なるほど。
学校と同じことをやるのでは、家庭教師の意味も半減してしまいますもんね。

松崎講師

そうです。
あと、馬の合う先生と出会えるというのが家庭教師のメリットでもあります。
とくに中学生、高校生はやはり先生との出会いが大きいですから。
馬が合ったり、その先生が好きだったりすると、その科目が好きになる。
集団授業の中で、そういう先生にめぐり合うのって難しいんですよね。
でも、家庭教師なら、相性の良い先生を選べますから。
そういう相性の良い先生とマンツーマンでやっていけるというのは、すごい強みです。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真3

効率的な予習・復習法

メガスタディ

効果的な予習・復習法がありましたら、教えて下さい。

松崎講師

英語は、とにかく復習よりも予習です。
予習をすると、自分の分からない点がはっきりしますよね。
授業は、その「予習をして分からなかったところ」だけ集中して聞けばいい。
極端な話、全部分かったなら、授業は寝てても良い。
後でそこを復習すれば、効率良く実力が身に尽きます。

これが予習しないで、復習オンリーだと、全部に同じだけ力を注いでしまう。
授業中ずっと同じ集中力で授業受けるのは、結構難しいですよ(笑)

メガスタディ

でも、予習も毎日するのは大変でよすね。

松崎講師

そんな堅苦しく考えなくて良いです。

予習は試験のつもりでやりなさい。

と、僕は言っています。

メガスタディ

どういうことですか?

松崎講師

試験は辞書が引けません。
つまり、予習は、全部単語を引いて、
訳して……なんてことはしなくて良いということです。
そこまでやろうとしたら、面倒でやらないでしょう(笑)

勘違いしている人も多いんですが、
辞書を引くことが予習じゃないんです。

辞書は授業が終わってから引けば良い。
大事なのは、辞書を引かないでどこまで読めるか、です。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真4

偏差値アップできるノート術

メガスタディ

わかりました。
次に、良いノートの取り方があったら教えて下さい。

松崎講師

教科書の文は、必ず右ページに写す。
このとき、文章の行間は空けて写して下さい。
これはスペリングの練習にもなります。

予習は、ノートに写した文を元にやります。
重要な語句や構文には印をつけたり、意味を書き込みます。
その他、分からなかった所、訳せなかった所にも、印をつけておくんです。
授業では、その印がついた所を聞けば良いということになります。

左のページは開けておいて、授業用のメモに活用して下さい。
必要なものや先生の板書などを、どんどん書き込むページです。
重要事項を整理して書き出すようにしてください。

こうしたノート作りをしておくと、定期テストは、ノートを見るだけで対処ができます。

メガスタディ

高校1・2年でやった方が良いことはありますか。

松崎講師

中学から高校2年までの重要例文を暗記することですね。
英語力は、暗記している英文の数に比例します。

長期休みにやることも同じです。
できるだけ多くの英文の暗記に取り組んでみてください。
私の場合、高1の夏休みに重要例文を400暗記しましたが、
それから飛躍的に成績が向上しました。

メガスタディ

おすすめの参考書を教えてください。

松崎講師

参考書・問題集はそれぞれ一長一短あるので、
自分が気に入ったそのもので良いと思います。
それよりもできれば、英英辞書(ロングマン)を
英和・和英辞書と併用することを薦めます。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真5

入試直前! 効果的な対策とは

メガスタディ

入試直前でも、まだ志望校に届いていない場合は、
どう対策していったら良いですか?

松崎講師

テストの総見直しが大事。
定期テスト・模試・実力テストを見直して、
間違え箇所を徹底的に復習ですね。
高1からの定期試験、模試、あらゆるテストを見直してください。
確かに習ったはずなのにわからない所は、
復習しきれてない。定着しきれてない、ということです。

短期間で成績を伸ばすなら、問題集をやるよりも、これが一番早いです。
自分が過去できない所を手早く確認できますから。
どんな先生でも、重要なポイントは同じです。
たくさんのテストを解き直してみれば、重要ポイントが分かる。
過去の定期テストは重要ポイントチェックとして使えますよ。
テストで間違えた所は、自分のつまずきポイント。
色々確認できます。

メガスタディ

センター試験対策としては、何をすれば良いでしょうか。

松崎講師

とにかく基本的なことを正確にきちんと理解しておくことです。

センター試験は、高校の教科書をしっかりマスターすれば、
十分対応できるレベルの問題ですから。
センターは基本中心で、教科書みっちりすれば大丈夫ですよ。

ただ、気をつけなくてはいけないのは、
センターの特徴として、学校別の試験に比べて、分量が多いということですね。
精読ではなく、速読、多読が必要です。

メガスタディ

二次試験対策を教えて下さい。

松崎講師

普段から、記述問題をできるだけたくさんやるように心掛けることですね。
二次試験は、記述問題が多くなります。
で、記述問題になると、センター試験のような選択問題と違って、
「まぐれあたり」は期待できませんから、本当の実力が問われます。
記述問題さえできるようになれば、選択問題は容易にできますよ。
学習スケジュールをつくる、最新の出題傾向に合わせる。偏差値のバラつきによって違う、どこのゾーンを受けるかで違ってくる。

大学受験の英語プロ家庭教師 松崎勝美 写真6

英語は「単語」や「文法」が完璧でなくても解ける

メガスタディ

ありがとうございました。
最後に、早慶上理MARCHを目指す受験生にメッセージをお願いします。

松崎講師

英語の本当の力は、英語で自由に表現できるかどうかです。

英語の勉強は、英文法の勉強ではありません。
英語そのもの、つまり英文を覚えていなくては、
いざというときに英語は使えません。

ですから、「単語」や「文法」の学習を積み重ねる前に、
まず重要な英文、重要表現を徹底的に暗記してもらいたいです。

口頭で英語を話してみることも大切ですよ。
授業中はもちろん、宿題も毎回音読するようにしてしみてください。

英語は、使えば使えほど力がつく教科です。
ですから、家庭教師の指導では、
どう英語を多く使わせるかを指導のポイントにしています。
もちろん、受験テクニック的なことも教えますが(笑)

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