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国際基督教大学
教養学部一般入試・人文科学
入試傾向と対策ポイント
こんにちは、家庭教師メガスタディ・教務の三浦です。
家庭教師メガスタディの「国際基督教大学・教養学部一般入試・人文科学」専門ページにお越し頂きありがとうございます。
メガスタディは、首都圏唯一の「私立大学受験専門・プロ家庭教師」です。
このページには、国際基督教大学・教養学部一般入試・人文科学の傾向と対策ポイントを掲載しています。合格への最短ルートは、この出題傾向に即した受験勉強をすることです。現時点で合格圏に届いていない方は、大学受験成功のヒントがきっとあるはずです。ぜひ参考にしてください。
国際基督教大学(ICU)一般入試の人文科学は、大きく3つの特徴があります。
・実質、現代文の出題に近い
・課題文の題材は多岐にわたっている
・選択に迷う選択肢が多い
こうした傾向に合わせ、国際基督教大学(ICU)一般入試の人文科学で合格点を取るための対策を、これからお伝えしていきます。
人文科学として、実質的には現代文が出題されています。
小問40問です。課題文は、400字詰めの原稿用紙にして30枚前後に相当する量が出題されます。試験時間は70分で、制限時間内に解き切るためには1問2分かからない程度で解かなくてはならず、大変です。
全問マークシート方式で、四者択一の小問が出題されます。
題材となる文章は、日本文学に限らず、英米文学など多岐にわたり、しかも広範囲です。
例えば、2009年度は、「影」を主題にした論文で、プラトンの「洞窟の比喩」、マックス=ヴェーバー、セザンヌ、オペラ『影のない女』などが具体例として用いられています。2010年度は大江健三郎と森有正による日本文化批判と西欧的ヒューマニズムの可能性について書かれた長文3つ、2011年度は時間と生命の循環に関する文章を題材に、生物遺伝学、音楽、鴨長明『方丈記』、フィッツジェラルドやエリオットなどが登場しています。
設問内容は、文章の正誤判定がメインです。それ以外に、単語の意味(英単語、古文単語)、文学史、内容読解、内容説明など教科の枠を超えて出題されています。
攻略のポイントは「読解力+知識」
ICUの人文・社会科学が他大学の現代文と同じものを想像していると、その違いに驚くかもしれません。どう対策すればいいのか、戸惑うこともあるかと思います。しかし、内容的には課題文の読解力を試すものがほとんどで、現代文に近いものがあります。ですから、現代文を勉強するのと、同じような対策をとれば点数は取れます。
そこで、課題文をしっかり読みこなすことが、合格のポイントになります。まず、課題文は横書きの表記になっているので、横書きをスピーディーに読みこなす練習が必要です。そしてかなりの長文になるので、日頃から文章に触れておくと良いです。また、内容的にはやや硬質的なものになるので、そうした硬い論文調の文章も短時間で読解できる読解力が求められます。
ですから、まずは「読解力をつけること」と「知識の幅を増やすこと」の対策が必要です。 そのためには、言語論、文化、芸術論などを読むようにしましょう。できるだけ多くの文庫や新書にあたり、短時間で論旨をまとめる練習をすることが大切です。入門書的な内容の「岩波ブックレット」や「NHKのブックレット」などが、練習にはお勧めです。最初のうちは時間がかかってもかまわないので、段落ごとにキーセンテンスを見つけ、要旨をつかむようにしてみましょう。最初は、自分の好きな題材の本から学習を始めると、無理なく実力を伸ばすことができます。
古文、漢文、英語の理解を問うものや、聖書や神話など、広く宗教に関わる教養が試される設問もあります。念のため、「古文、漢文、英語の基礎知識」と「聖書、神話、宗教に関する教養」は身につけておくようにしましょう。
スピーディに正解を選ぶコツ
ICUの人文科学は、すべて4択の選択問題です。
選択問題だからと言って簡単化と言えばそうではなく、非常に難解なものになっています。
たとえば、文章のある一部分だけではなく、課題文全体の内容を把握し、総合的に解釈しなければならない設問が多いです。また、判断に迷う微妙な選択肢も散見されます。
こうした選択肢問題をスピーディに解くには、まずはこの形式に慣れることが重要です。
選択式の問題を集めた問題集を、数冊こなしておきましょう。
ICUの問題は、行間をどの程度読み解けるかも問われるので、選択形式に慣れたら、実際にICUの過去問にあたることが必須です。ICUの問題傾向をしっかり見ましょう。しかし、赤本には、一冊で3年分しか収録されていません。これだけで、ICUの傾向を把握しパターンを掴むのは難しいと言えます。
こういう場合、ICUの人文科学の傾向に詳しい人であれば、ICUの入試問題と類似した問題を用意してくれます。また、狙われやすいポイント、合格までにやっておくべきことなど、高得点をとるための対策を講じてくれます。
短期間で合格まで辿りつくためには、ICUの人文科学の傾向に精通した人の手を借りるも良い方法です。
時間配分
課題文の分量も多く、選択肢の数も多いので、相当スピーディに解答していかなくては、試験内にすべて解き終わることができません。1問につき2分程度で解く必要があるため、考える時間はないと言っても良いでしょう。 ですから、課題文を読みながら、しっかり内容を把握することが最重要です。 そして、時間配分には十分に気を配る必要があります。どういう順番で、どのように解き進めるかによって、解く時間は大分変わります。実際に時間を測りながら過去問を解いて、時間感覚を身につけましょう。 お勧めの解き方は、線を引いたり、メモを取ったりしながら、課題文は一気に最後まで読むことです。課題文を読んでから、設問を解いていきます。このとき、時間がかかりそうなものは悩まず、後に回しましょう。 「解けるものから先に解く」といった意識を持ち、問題に取り組むことが大切です。 ただ、どうしても解き方の戦略だけでは限界があります。ICUの人文科学の傾向に詳しい人に、選択肢の正誤を見分けるコツやICUの攻略ポイントを教えてもらえると、大きな時間短縮につながります。また、現状の学力に合わせ、合格のために必要な勉強や対策を講じてくれるので、対策の一つの手として考えてみるのも良いでしょう。
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