日本大学
生産工学部
数学 入試傾向と対策ポイント

概要（出題範囲、出題量、出題・回答形式）

日本大学 生産工学部の数学は、出願学科により受験科目が異なります。
機械工・電子電気工・土木工・建築工・応用分子化・数理情報工・環境安全工学科は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（確率分布と統計的な推測を除く）」。
創生デザイン・マネジメント工学科は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ａ・Ｂ（確率分布と統計的な推測を除く）」，「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ａ・Ｂ（確率分布と統計的な推測を除く）」のうちから１科目選択です。
いずれの試験も問題量は例年4題～5題で、試験時間は60分です。解答形式は、全問空所補充のマークシート形式をとっています。

出題内容

どちらの試験も全範囲からまんべんなく出題されています。なかでも、微分・積分、三角比・三角関数、数列、ベクトル、図形と方程式などが頻出分野となります。難易度は、基本～標準程度で、教科書の章末問題レベルの問題が出題されます。

対策

基礎をマスターする

日本大学 生産工学部の数学は、全範囲からまんべんなく出題されており、いずれの単元も基本問題や、1度は見たことのあるような典型的な問題が中心です。そのため、教科書に載っている公式・定理など、すべての基本事項を徹底的に理解することが最優先です。基本事項を押さえたら、教科書の例題や章末問題に取り組み、基本問題や典型的な問題を解けるように練習しましょう。

ミスをしない計算力が必要

日本大学 生産工学部の数学では、すべての問題が空所補充問題で、一見楽なように思えます。しかし、空所補充問題は部分点が無いため、解法が正しくても、計算ミスにより結果が正しくなければ得点することができません。そのため、最後まで手を抜かず、ミスなく解ききる計算力が求められます。普段からミスのない演習を心がけるとともに、検算をする習慣を身につけることが望ましいです。

※Ｎ方式１期の試験問題を参考にしています。