成蹊大学 世界史
入試傾向と対策ポイント
このページでは、成蹊大学の世界史の特徴や攻略ポイントを解説しています。成蹊大学を目指す受験生にとっては役立つ情報が数多くありますので、ぜひご覧ください。
成蹊大学の世界史入試問題の特徴
成蹊の世界史は「現代史」が頻出
成蹊学院の世界史は、どの学部でも受験生の手が回りにくい「現代史」が頻出です。国際経済学部の世界史のように、1990~2000年代の時事問題が出題されることもあります。教科書や資料集だけは現代史や時事問題に関することがまとめにくいので、山川出版社の『政治・経済用語集』などの参考書を使って独自に対策を行いましょう。
政治・経済史中心に文化史も押さえよう
受験世界史は政治・経済史中心ですが、成蹊学院の世界史では文化史が必出です。特に、この傾向が顕著なのは経営学部で、キリスト教史ではかなり高度な知識が要されます。文化史では、建造物や文学・芸術作品について、「何が、いつ、どこで、誰が関わるのか」を説明できることが大切です。時代背景や関係する事件・人物などとからめておさえましょう。
未学習地域・時代・分野を残さない学習を
成蹊学院の世界史は、年度によって出題地域・時代・分野が偏ります。そのため、未学習事項があると、大問1題丸々落としかねません。教科書を基に、本文・注釈・コラム・図・表までまんべんなく暗記することが重要です。